作家トルーマン・カポーティが「冷血」を書き上げるまでを描いた伝記映画。
監督ベネット・ミラー。劇場映画初監督作。
「冷血」は既読。
カポーティが殺人犯ペリー・スミスと境遇が似ていたことから同類的な友情を抱きつつも、売れる本になるという作家商売根性も捨てられず、作品の完成のためにしれっと嘘もつく得手勝手さ。
でもメンタル強くなく結果的に酒量も増え鬱っぽくなり疲弊していく様子がリアル。
フィリップ・シーモア・ホフマン、特に初期の頃…PTA監督作は変態入ったオタク的な役が多く本人もあんな感じなんだろうなあ…と勝手に思ってたくらい作品ごとにリアル感があった。
好きな俳優さんだった。
