伊豆で芸者をしていた小夏(岡田茉莉子)は、お金持ちのパパに身請けされ、東京で暮らしていたのだが、そのパパが死んじゃったらしい
また芸者に戻ろうかと考え始める夏子に、パパの部下、森繁久彌は下心まるだしな親切を焼く
結局お金持ちのヒヒじじい志村喬のお世話になることになったのだが、、、
うーーん、あまり面白くない！
なんかコメディな部分としんみりな部分が中途半端
岡田茉莉子が終始憂いの表情なのでどうしても根暗な内容になっちゃった印象
結局あわれな女の物語ってだけ？
特に志村喬に対しても愛情とかはなさそうだし、ただ寂しくなるわーみたいな、そんな女の弱さだけ見せられてもなんか微妙
見所としては常時着物姿の岡田茉莉子の美貌のみ、中盤で芸者姿になり、終盤では洋装も見せる
調べてみたら当時まだ20前半の頃なんですねー、やっぱり若いので着物姿より洋装のほうが様になってる気がする
あとは芸者たちのお母さん役で、杉村春子や沢村貞子が出演してます、らしい役で印象的
岡田茉莉子の役はなんかふわふわしていてどういうキャラなのか掴みにくかったなー
それなりのメンツは揃ってるのにあまり面白くないのはそもそもストーリーがつまらないのか、監督のせいか、なんか残念な一作
