オーウェン

スコルピオンの恋まじないのオーウェンのレビュー・感想・評価

スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)
3.5
1940年代が舞台のロマンスコメディ。
ウディ作品らしくとぼけた設定ながらも、それを見せるセンスは流石と言える。

お互いいがみ合っている保険調査員と、会社のリストラ専用の重役。
そんな二人が出席したパーティで、催眠術のショーの実験台に。
その間だけ二人は惹かれあうが、この催眠術師が強盗のため二人の催眠を解かずにしておくことに。

ほとんどコントのような設定だが、これを飲み込ませる演出は笑える。
お互いを敵視してたが催眠術によってという、古典のようなつくりはアレンの得意技。

相手役のヘレン・ハントやゴージャスという言葉を体現したかのようなシャーリーズ・セロンのセクシーさ。
相変わらずアレンは美女に目がないし、ラストの粋な締めも微笑ましい。
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