ザリくん

魔女の宅急便のザリくんのレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
4.4
4月終わりのこのタイミングで流してくれるの粋過ぎるでしょ。視聴率の分だけ日本から五月病が減る。

魔女宅のポテンシャルの深さで溺死した。スルメにも程がある。
これから先の人生で、環境が変わる節目節目でこの寂しさと優しさに包まれたい。全てはパヤオと敏夫のメッセージ。

大人になっても奇跡は起こると信じてもいいんだな!?ユーミン!

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スタジオジブリが初めて興行的に大成功を収めた作品。魔女を題材にしながら魔法は添え物(スピリチュアルとの付き合い方が清々しくて素敵!)で、人間ドラマがメイン。物語節目で思春期の始まりのキキを支えてくれる人達は各々未来のキキを象徴している。どの年齢層にも刺さるはずである。
未来少年コナンのようなみんな集まって大団円、という構図が好き。
空を飛ぶ浮遊感の描写がこの頃から頭おかしいレベルで上手い。そして同じくおやっさんの鳩胸が頭おかしいレベルでデカい。なだぎ武にネタにされるはずである。
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