スラムダンク世代でないことで逆に漫画寄りの世界に入り込めた気がする。
井上雄彦の作画がそのまま動くことの素晴らしさ。AKIRAで大友がやった以来の偉業。
黒子のバスケで育ったキッズですがやはりスラダンは伝説になるべくしてなったのだと再認識。漫画からガンガン引き算して山王戦をまとめあげたのに感情移入の濁流に巻き込まれる。ず〜と泣きそうだった。
音響の臨場感が凄まじい。コートの中に5人は居て、その中に自分視点も"居た"。
現実のバスケ試合を見ているようでもあり、試合をプレイしているようでもある感覚。井上雄彦の写実的デフォルトとの相性が良過ぎる。
全員主人公。
写実的な映像なだけに花道が来賓席に登るシーンはヤバい人間感が出て怖かった……
魚住が桂剥きしに乱入してないのちょっと残念だけどあれこの映像テイストでやったら更にヤバい人間になっちまうから英断っちゃあ英断……