一粒万倍日

魔女の宅急便の一粒万倍日のレビュー・感想・評価

魔女の宅急便(1989年製作の映画)
3.9
金ローを録画して、〇十年ぶりに観ました!

独り立ちしたキキが出会う人々が皆、心が温かくて優しくて、角野栄子さんの絵本の世界にそのまま入り込める、幸せな気持ちになれるジブリ映画です。

自分の得意なことを仕事にすると喜んでくれる人が現れる。

時に困難な出来事に遭遇して落ち込むこともあるけれど、気の置ける友人に話してみると、うまくいっているように見えた友人も同じように悩みを抱えていて、打ち明けてみたことで客観視ができてお互い良い影響を与え合える。

皆が応援したくなるのは、明るく夢を持っている独りで頑張っているキキだから。

おばあさんの誕生日ケーキのお届けのやり取りと話し方に、私もそんなおばあさんになりたいと思いました。

美しい映像に音楽にと、いろいろな慰めれるおとぎ話です。