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あの頃ペニー・レインとのqのレビュー・感想・評価

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)
4.0
2023年33本目

「本物の音楽は、音楽が人を選ぶんだ。車の中やヘッドホンで聴くと雄大な景色が広がって天使の合唱が響く」

冒頭15分も経たないうちに、大好きなフィリップシーモアホフマン演じるレスターの言葉。

この映画に出てくるロックは疎いジャンルだけれど、音楽を愛してやまない、よい音楽を探し求めてジャンル問わずに多くの音楽を聴き、素晴らしい音楽に出会った時の感激、その感性を持てることに常に感謝している者として、わたしは音楽に選ばれてているのかもしれない、とこのことばに感激してしまった。

もうそれだけで、最高の映画なんだけれど、ストーリーも本当に楽しかった!ただの恋愛モノと思っていて、全然想像と違ってた。
それにしても15歳でローリングストーン誌のライター、そんなドラマみたいな話…って思ったところもあったのに、まさかのウィリアムの才能は、キャメロンクロウ本人の経験だというのを後でみて驚いた…。

それにしてもケイトハドソン演じるペニーレイン、ほんと天使すぎる。正直、今まで観た映画に出てくる女性トップクラスじゃないか??表情、しぐさ、ことば、愛情ある接し方、、たまらなくかわいい。
それにしても、この邦題は素晴らしい。むしろ原題を越えてる…ジャケはペニーレインが主人公なのかと勘違いしていた節もある。ある意味みんなにとってのヒロインというかミューズなんだなー
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