2023年34本目
結末をはじめに知りながらも回想と現実をサクサクと進み、振り返りながら、爽快な結末、嫌いじゃないな。
行間を読ませるような、景色や感情を魅せるようか映画じゃなくて、ある意味全部言葉になっているのは、かなり勿体ない気がする。
でも、愛に拗らせながらもサクッと前向きになれるところ、移り気だけれどそれも愛というフランスっぽさ、80’sのファッション、海辺の街の雰囲気、空気感、大人たちの雰囲気もなんかちょっと80’sのユーモアもあり、さながらエリックロメールのような世界観の様でもあった。
君の名前で僕を呼んでと比較されがちなのかもしれないけれど、良さの種類が違う気がする。これはこれでこざっぱりと明るくてよい。
