WOWOWの「隠れた名作紹介」のコーナーで紹介されていた今作。
漫画家の江川達也さんがこれを満面の笑顔で「1番大好きな映画!」って紹介してたのがすごく印象的。
『ダンケルク』観た今の私ならその気持ちよく分かるよぉ〜〜!そういう映画に出会えると嬉しいし、とにかく人に観てもらいたいんだよねぇ〜〜!
って謎の共感←
そんな江川さんの気持ちが伝わってきて、江川さんのためにも隅々までしっかり観よう、とかちょっと思っちゃったのでああいうミニ番組って案外効果的なんですね(チョロイ)
【落ち目の劇作家シドニーの元に、大学の教え子クリフから自作の脚本が送られてくる。余りの出来の良さに、その脚本を奪い彼を殺害することを考えるが…】
まさにドンデン返しのドンデン返し。
ドンデン返しといえばこの映画、みたいなドンデン返しの嵐。
結末までドンデン返し。
「驚きの結末!」みたいな映画って絶対ネタバレ厳禁、って感じだけど、この映画は結末に至るまでにそんなドンデン返しが多すぎて、オチだけ説明しても「どうしてそんな事に!?」ってなるかも←
それに、そのオチも2通りの捉え方ができて、観終わっても余韻が残る。そして印象に残る。
私は胸糞悪くない方で捉えたいんですけど(笑)、ほんっとにどっちにでも捉えられるからなんとも言えない…!
そんな感じの「脚本の重要さが占める割合の大きい作品」だったので、シドニーの奥さんが発する奇声がそこまで気にならなかったかなぁ(いつもの私なら絶対イライラしてる)…
って思ってたらラズベリー賞助演女優賞獲ってた(笑) やっぱりみんなうるさいと思ってたのね
登場人物もほぼ4人(割合的には2人)ぐらいだし、場所もほぼ全てシドニーの家の中。
人も場所も代わり映えしないのに最後まで観客を掴んで離さない作品。やっぱり話が面白いと人も場所も関係ないんだと思わされる一本。
クリフ役のクリストファー・リーヴの色っぽさがハンパないっす。