おなべ

アジョシのおなべのレビュー・感想・評価

アジョシ(2010年製作の映画)
3.8
流石韓国映画、アグレッシブでバイオレンスな描写は思わず目が釘付けになり引き込まれました。容赦ない敵と凄惨な過去は主人公の苦衷を際立たせ、肺腑を抉るような痛切な現実に悲痛な想いに…。でもそれが逆に主人公の魅力を最大限引き出す要素となり動機は十分、大事な人を傷つけたが最後、敵に同情の余地なし!復讐劇の始まりじゃぁ!🖕

韓国の裏社会における大麻取引や人身・臓器売買のゴタゴタに巻き込まれた少女ソミ。そのソミを助ける為に《ウォンビン》演じる“隣のおじさん”が犯罪組織に1人で立ち向かう…といったクライムアクション映画です。少女とおじさんの関係性に思わずホロリ…。そして黒スーツに身を包んだ《ウォンビン》は悔しいくらい超絶イケメンでした。

【以下ネタバレ含む】

◉敵アジトでの殺陣が1番の見所。満身創痍、怒りを剥き出しにして次々とギャング達を薙ぎ倒し銃殺・惨殺する様は気持ちいいくらい痛快!倒し方も格好良い。個人的に敵マンソク兄弟の兄を拷問する際に使用したネイルガンがお気に入り!他の映画でも酷い事をした仇を簡単に銃殺する人いるけど韓国映画は結構痛め付けるので物凄くスッキリします。しかし少女の母親がされた仕打ちを思うともう少し痛めつけても良かったような…特に敵兄弟の弟に関して言えば銃殺では物足りなかったので、①まず糸鋸で手足を捥ぎって②はんだごて身体に穴を開ける③最後に目をピックでくり抜く…ぐらいしてくれれば文句なしです!(爪類は苦手なので無しで✋)
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