何をこの主人公は危険を冒してまで叫んでいるんだろう？と感じた冒頭部分。
そこから徐々に過去へと回想していく展開に驚いた。
最悪やなこの人！と思っていたのに、過去へ過去へと遡ると「あれ？最初から悪人ではないのか…」と気づくと同時に、世界観へと引きずりこまれていた。
もしかして、このデモの様子って光州事件？とか思いながら観れたのはきっとこれまでに観た作品があったからこそ。
しかし、なんで同じ国の人を殺さなければならない状況になるの？観ていて辛かった。
あの自供させるためのシーンも、観ていて本当にしんどかった。
主演のソル・ギョングさんは20歳代の青年役から40歳代の壮年期の男性役を演じ分けているんだけど…
え、これって同じ時期に撮ってます？本当に20年間撮りためた作品じゃないの？って思ってしまうほどに違って見えて驚いた。
なんなら、違う役者さん？と思うほどに。本当にすごい役者さんだなぁ。
そして、本編に出てくるペパーミントキャンディー。
甘いんだけどなんだかピリッと刺激のあるあの感じ。
まさにそれを描いた作品だったんだろうなぁ。
そして、ペパーミントキャンディーを食べたいので誰か美味しいやつの情報を…w
