このレビューはネタバレを含みます
ポスターに惹かれて鑑賞した。混乱する群衆のパニック・ムービー的なものを期待していた。
ソイレント・グリーンを求めて荒れ狂う群衆をダンプカーで制圧する場面や、安楽死施設の映像など、本作独特のシーンもあったが、今作は基本的に刑事モノのサスペンス映画だったので残念。
"家具"が主人公に好意を抱くシーンは便宜的に入れ込んで感じであり、必要性には疑問がある。
屋外のシーンで不潔さを強調するためか、緑がかった色合いに変えていたのは印象的。オチ〜エンドロールの「田園」がゾワゾワ感をあおるのは良かった。