フェイスノーモア

ダ・ヴィンチ・コードのフェイスノーモアのレビュー・感想・評価

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)
2.5
トム・ハンクス主演、有名小説をベースにしたミステリー。

突如ルーブル美術館館長から呼び出されたラングドン教授だが、その館長は美術館内で殺害され、さらに教授には殺人容疑がかけられていた。
自身にかかった殺人容疑を晴らすため、館長が死ぬ前に残したメッセージの謎を解いてゆく。

原作のトンデモ加減に関しては今更言うまでもないのですが、面白いか面白くないかという以前に「分かり難い」。
これはそもそもキリスト教に馴染みがないせいかもしれませんが、キリストにまつわる歴史の流れを知らないと何が起きているのか理解するのすら困難だと思われる。
しかもその歴史に陰謀説やらトンデモ説を入れ込まれるのでさらにややこしい(笑)
なおやたら難解風なくせにオチについてはかなり序盤の時点で「まぁこの人そうなんだろうな」と気づくほど分かりやすいのがある意味面白かった。

謎解きのシーンがクドく、登場人物たちの行動があまり賢くないので個人的には最後まで鑑賞するのがやや苦痛に感じる一本でした。