このレビューはネタバレを含みます
格闘シーンが見応えあり、キレの凄さや武器を使ったスリルある試合などハラハラできて終始楽しめました！
ただ上辺の強さに固執する主人公がどんどん色々なものを失って行き、母と娘が敵討ちで巻き込まれた形で殺されたのは可哀想でした。
その後復習で殺しに行くものの瞬殺でなんだか味気なく、敵の覚悟も伝わるもののもうちょっと抵抗してくれたら…とも思いました。
しかしその後遠くの流れ着いた地で人間として余裕を持てるようになって、本当の強さは何かと知った上で戻り、今までとは違った目的で試合をするのが素敵でした。
毒のせいで亡くなってしまい悲しい終わり方なものの、死んでも尚武道を忘れてないのがかっこよかったです。
脇役なものの、途中ちょこちょこ出てくる「いつになったら天津1になるんだい？！今日だよ今日〜!!」という言い方が癖になる面白さで真似したくなる程でした！
ただ友人が自分の店を売ってまで協力してくれたりなど、予想外に優しすぎて驚きもしました。
格闘シーンが面白く夢中になれる、かっこいい作品でした！
