ひろりこ

ビッグ・フィッシュのひろりこのレビュー・感想・評価

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)
4.3
鑑賞記録&感想
【初視聴】
★ティム・バートン監督が贈る、父と子の絆を描いた冒険ファンタジー作品🌈
・第76回アカデミー賞、作品賞ノミネート。

〜あらすじ〜
【父を知ろうとしない息子が“最後”に知った父のこと】
若き日のエドワード(ユアン・マクレガー)はエドワード(アルバート・フィニー)が語るお伽話で有名になった人物。人間の死期を予見できる魔女🧙‍♀のこと、一緒に旅をした巨人👣のこと、人間を襲う森🐝とその先にある不思議な美しい町(スペクター)のこと。父が語る「人生のストーリー」に誰もが楽しく、幸せな気分になった。しかし、一人息子のウィルはそんな父の話が嫌いだった。長い間すれ違う父と子。そんなある日患っていた父エドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間があとわずかだと告げられる…

何故かずっと観そびれていたので鑑賞…😅
現実と仮想世界の回想が交互に展開されていてティム・バートン監督作品では珍しいというか、初めてかな???
この作品もティム・バートン監督のユーモア溢れるキャラたち、色彩が綺麗な映像、ユニークな世界観がとても楽しく美しく表現されていました✨

外一面に黄色い水仙の花が綺麗に咲き誇り、冒険心が豊富で誠実なエドワードが一目惚れをした愛するサンドラのために用意したサプライズ、窓を開けたサンドラ(アリソン・ローマン)が感動して笑顔で喜ぶプロポーズのシーンは美しくて素敵でした🥰
あんな素敵なプロポーズをされたらほとんどの世の女性は多分OK♡を出してしまうのではないだろうか。。。(笑)

ラスト10分が涙をこらえるのに必死。結局ムリでしたが…😭
一人息子のウィルと現実のエドワードが最期の会話をする場面はほんと感動と涙のフィナーレでした‼︎👏
父のエドワードはビッグ・マウスから仮想世界の大きな魚、ビッグ・フィッシュとなって家族の心の中で永遠に泳ぎながら生き続ける。
視聴した後、なんかとっても不思議な幸福感に包まれました。
仮想世界の若き日のエドワードを演じたユアン・マクレガーのアクションも交えた演技もとても秀逸だったが、父のエドワード役のアルバート・フィニーも素晴らしい演技力だった。

次回作になる『チャーリーとチョコレート工場』🍫に登場した歌って踊る小人ウンパ・ルンパ役のディープ・ロイもサーカス団のピエロ🤡役で出演していましたね😆
そしてどこかで見た顔だなと思ったら1988年の懐かしき🇺🇸映画『ツインズ』にシュワちゃんとの双子役で出演していたダニー・デヴィートもサーカス団の団長役でいい味だしてました。

あと仮想世界の回想シーンの描き方がトム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ/一期一会』に何となく似ている気がしてしまったのは私だけではないはず...😅

皆んな裸足で優雅に生活してる不思議な美しい町、スペクターにほんと住みたい‼︎←現実逃避🤣
メッセージ性もしっかりとあり、とっても素敵で心温まる素晴らしい作品でした。
ひろりこ

ひろりこ