ひろりこ

ガタカのひろりこのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.5
【鑑賞記録&感想】
★監督・脚本:アンドリュー・ニコル
代表作『トゥルーマン・ショー』

○近未来を予言するスタイリッシュ・SFサスペンス。

D・N・Aは、残酷すぎる未来を産み落とした。

――𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲――
生まれる前に遺伝子操作を行うことにより優秀な人間「適正者」が造れる近未来。この世界では遺伝子操作を受けていない「神の子」は勉強、スポーツ、ビジネスあらゆる面で、適正者より劣ると判断され、就職などで差別を受けていた。「神の子」であるヴィンセントは、宇宙飛行士の夢を叶える為に「適正者」に成りすまし、宇宙局ガタカに就職する。宇宙局で働く中で、偽物だとバレないように必死に努力し、宇宙に旅立つことを目指すのだが…。

まず設定も興味深いし、展開も実にスリリング、BGMや映像も静かでお洒落で美しい。
漂うレトロ感も堪らない。
ほんと何回でも観たい好きな作品。

ヴィンセント(不適正者)役にイーサン・ホーク、アイリーン(同僚)役に美しいユマ・サーマン、下半身不随だが超一流の遺伝子を持つジェローム(適正者)役にジュード・ロウと素晴らしすぎる若き3人の演技にはもう脱帽。

この作品をきっかけにイーサン・ホークとユマ・サーマンは結婚したが、イーサン・ホークの浮気がバレてすぐに離婚。その後、イーサン・ホークは自分の子供のベビーシッターと再婚したそうです。
※フォロワーさん情報より💡

でも作品的には凄く面白いけど、実際にこうゆう近未来の世界が訪れたらほんと嫌だし悲しい。

努力を惜しまず夢を諦めなかったヴィンセントはまさに「神の子」!🙌🏻

心優しき素敵な女性、アイリーン。

ヴィンセントに夢を託したジェローム(=ユージーン)の人間味の良さに胸を打たれる。

EDは達成感の中にも切なさが残ります。

「風にさらわれた」

近未来SFサスペンスの傑作︎︎~!!👍🏻✨
🚀🪐‪⋆𓈒𓏸
ひろりこ

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