ハチ公物語やごんぎつねみたいに写実的で直接的なメッセージのお話で育ってきたのに対して、寓話的でファンタジーな世界観の物語でいたずらに命を弄ぶ愚かさ、命の尊さ、争いの醜さ、人間の業の深さについて自分が初めて真剣に考えさせられた作品だったと記憶してる。
90分弱と映画にしては短めで、テーマも展開もシンプルながらに子供向け作品とは思えない奥深さを兼ね備えた傑作。
昔は気付かなかったけど随所にジブリを感じる。
劇伴最高!十数年ぶりに見たけど曲の印象が当時のままの素晴らしさ。
あらゆる意味でミュウツーを超えるポケモンも映画も今後二度と現れないだろうけど、それでもこれさえあれば良い。思い出が詰まってたり好きなポケモン映画は数あれどやっぱこれが原点にして頂点だ。
ミュウは可愛かったです。