緑

英国式庭園殺人事件の緑のネタバレレビュー・内容・結末

英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

旦那を殺す計画を立てた妻と、
セックスレスな旦那のではない種で
子を宿すことを決めたその娘に画家が翻弄され、
屋敷と彼女たちを取り巻く男たちに
無惨に殺される話。

予習していったから辛うじて話についていけたが、
ノー予習だったら「ZOO」と同じくこちらも
なんやしらんうちに話が進んでしまったに違いない。

愚者扱いされていた銅像に扮する者は
愚者であると同時に出来事の傍観者であり、
スクリーンの外側で物語を俯瞰している
観客である自分も愚者なのだろう。

2本連続での初グリーナウェイで、
いやはやいろんな意味でやられた。

画はやはり素晴らしく、
白と黒と緑とそれらの陰影、
そして空間の広さと狭さの
コントラストがすごい。
緑