フェミ研ゼミ

J・エドガーのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

J・エドガー(2011年製作の映画)
4.0
あの唇の感覚を今でもおもいだす。
宗教や、政治よりなにより人生が大切なんだ。偏見や差別という歪んだ感情より、どんな武器より愛に勝るものなしと自身でいっていても、クローゼットの彼の人生は開かれなかったように感じたが、クローゼットの中に沢山しまったままの秘密もしくはなにがはいっているのかすら知らないままだったのかも。真実は誰も知らない自分以外は。だから、誰にも人は裁けないし実際裁いているのは誰かの価値観を押し付けているだけで、何故だか本題とは別の死刑判決を受けたドイツ人の人生を知りたいとおもってしまった。
Jエドガー。
人生には秘密があって伏線もあって回収されるかは本人の魅力次第なのだ。
回収されることに価値があるのかはさておき、真実はいつでも真実だ。人間がうまく嘘をつくだけ。真実はどでもかたちもいろも変わらずそこにある。
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