どうやら三部作だったそうで、全く知らずにいきなり最終作に当たるこの映画から見てしまうという凡ミスをかますが、案外楽しく最後まで見れた。
複数の人物の恋愛模様ををザッピングするオムニバス形式のような内容ではあるものの、大きな軸は一貫してるからひとつのストーリーとしてちゃんと面白いというバランスが絶妙。
別の人物の過去が劇中の小説で相関関係を変えて主人公の心情と重なる描写はとにかくオサレすぎるし、初めはクセが強く見える独特のカラコレもだんだんと馴染んでくる。
台湾の役者の名が連なるクレジットにいきなりクソデカ木村拓哉が現れるのは流石に笑ってしまった。