giri

ワーキング・ガールのgiriのレビュー・感想・評価

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)
3.9
なりすまし系お仕事ドラマ。

30歳の誕生日を迎えたテス。努力家なのに学歴の低さが災いして昇進とは縁がない。
新しい上司・キャサリンは同い年のバリキャリで、ちょっと上から目線だけど意見があれば耳を傾けてくれるし、男達を軽くあしらう姿も格好いい。アシスタント(秘書)からの脱却を目指して、キャサリンに自分のアイディアを言ってみたら好印象!のはずが手柄を独り占めされて……?

船通勤が斬新。黒ストッキングにソックス&スニーカーで会社へ行って、デスクでヒールに履き替えるのも斬新。オーバーサイズのテーラードジャケットを袖をまくって着こなすのも斬新。そして全てがオシャレだった!ハリソンフォードはスーツ姿で真面目に仕事しているだけで格好良い。唯一の悪役、シガニーウィーバーも憎めないキャラクター。

古き良き80年代ラブコメ。
この安っぽさがいいよね〜なんて思いながら観ていたのに、終盤の展開で温かい気持ちになった。まわりのモブ社員達のわちゃわちゃ感が可愛い。映画に出てくるかなりテキトーな職場環境に憧れる〜笑

狭いキッチンで出勤前の支度している二人の何気ないシーンが一番好きかも。

日本の企業っていまだにこんな感じだから、遅れてるよねぇ。
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