どーもキューブ

傷だらけの栄光のどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

傷だらけの栄光(1956年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

ポールニューマンのロッキー



 2011年10月11日 17時16分レビュー。


1956年MGM提供、アカデミー撮影賞受賞ジュセフルッテンバーグ。原作ロッキーグラジアノ。

監督大好きなロバートワイズ。

再見シリーズ。一頃、ポールニューマンにハマり、見あさった時期有り。

本作見たのは十年以上前、確かMGMの銀ジャケットビデオで鑑賞。大層感動した記憶。

ポールニューマンでも不良、ボクシングの素晴らしき体現ぶりに、単なる人気あった俳優ではない、素晴らしさを発見。

監督はよく見ると大好きな「ウエストサイド物語」から「罠」ですでにボクシングを撮り、
「スタートレック」から「キャットピープルの呪い」まで

アメリカ映画の中で一番幅広いジャンルの映画を描き分けた巨匠ロバートワイズだった。

痛く感動、この描き分け、ジャンル制覇力に脱帽した記憶。

この監督絶対なんかあると思ったものでした。実際みすすめるとそのすごみは、よーくわかってきました。今回再発済みのワーナービデオで鑑賞。





イヤー涙がでます。

全国の「ロッキー」ファン絶対こちらのロッキーもみてほしいです!

スタローンのように負けを認めていない、

まさしく傷だらけを誇り、とにかくどこでもぶちあたりまくるロッキーニューマン!

極悪のどうしょもない若造を主演初、ポールニューマンが演じます!

肉体、顔も若干変化しています。

本当に前半の導入は、

どうしょもなく、

ため息は悪い息になりがちな風

だからこそ後半のボクシングの素晴らしさに我々は目が開き

拳が応援したくなるんです、

気分が高揚するんですね。

最後のロバートワイズの編集者あがりの素晴らしいボクシングカットの

素晴らしい カットバック芸術

私はこれだからロバートワイズが大好き 大好き 大好き

ボクシングを見つめる、
試合をする、
観客、
ラジオ、町
の酒場、
街と

カットバックか繰り返される

その瞬間

私は

映画を

見ている

と思いますねぇ。

悪童ぶりから、親にぶち当たり、全てを憎む

ラブなんて無いヘイト

そこに拳とささやかに見てくれる素朴なラブが、待っています。

実在のイタリア系ボクサーロッキーグラジアーノの素晴らしい原作を

ロバートワイズの素晴らしきカットセンスと

ピチピチのポールニューマンによって

ぶつかりまくる元祖
ロッキー物語

ロッキーと両親のラブがほつれる瞬間に

どーしょもない熱い涙がジョワァと溢れてきました。

素晴らしい格闘技物語でありますし、

巨匠ロバートワイズの既に素晴らしい腕が存分にみれました。

これ、はやく再発DVDお願いします!

ロバートワイズが魅せる
元祖ニューマン版ロッキー
傷がラブアンドボクシングで癒やし突破する


さて、


素晴らしき男の光
ポールニューマンのロッキー

是非ごらんください

発掘〇品お願いします。
どーもキューブ

どーもキューブ