このレビューはネタバレを含みます
まさに大人のラブストーリーです。
キャストが素晴らしかった！Meryl Streepがとても美しいんです。良妻賢母でありながら生活に何となく物足りなさを感じている物憂げな姿から、Robert (Eastwood)の前で見せる無邪気な子供のようにはしゃぐ姿、そして家族とRobertとの間で揺れる痛いほどに切ない表情…！
ラストの信号待ちのシーンは忘れられません。Francescaの、車のドアを開けて今すぐにでもRobertに駆け寄りたい想いとそれを踏みとどませる良心(理性)。振り返ることもなく静かに車内でFrancescaを待つRobert。クラクションを鳴らされてもなかなか発進しないRobertの車、それがようやく走り出した時の心を掻きむしられるような切なさ。
降り続く雨もまた切なさを煽ります😭
Robertの弁護士から送られてきたFour Daysの写真集や手紙に涙。最期の最期まで家族に尽くし、誰も不幸にすることなく人生を終えた2人がようやく結ばれる。
天国で2人が幸せな再会を果たせますように。
不倫したことで村八分にされた女性LucyとFrancescaが親友になったのにはなるほど、という感じ。FrancescaにとってLucyといることは自分を肯定することだったのかも。小さな町や村は大変だなあ。
音楽がとてもよかった〜。
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Robert Kincaid : Do you think that what happened with us just happens to anyone? What we feel for each other? We're hardly... hardly two separate people now. Some people search all of their life for this and never find it. Others don't even think it exists.
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ただ、この作品を見るには、わたしは経験が足りなすぎたし精神が幼すぎたなあというのが1番思ったこと。
Francescaの旦那さんのRichardはひとりでお墓に入ることになっちゃったんだなあとか、自分のお母さんがFrancescaと同じような立場にあったとしたら…とか、色々考えてもやっぱり「そんなあお母さんやめてよおおおおお」って思っちゃう😭
本作でもFrancescaの子供たちは既婚者の40代だったし、わたしも結婚して年を重ねたら考え方が変わっていくかなあ。
あと2時間超はちょっと長く感じてしまいました。
