ティルダ・スウィントン、エズラ・ミラーが恐るべき熱演で、作品を通して張り詰めた空気が途切れない。
この作品、物語を通して起こるすべての出来事が、終盤のある事件に収束していくという意味において、ネタバラシしないことが非常に重要なのだが、邦題もポスターも公式のあらすじも全てネタを割らんとしているのは何でなのだろう…。台無し。
脚本・編集・演技のすべてが素晴らしい紛れもない大名作なのだが、Blu-rayすら発売されず、YouTubeなどでも名作として紹介されない現状は甚だ疑問。
クラシック(古典)として語り継がれるべき傑作。