みーこ

少年は残酷な弓を射るのみーこのレビュー・感想・評価

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)
3.8
母はどうしたら良かったの??
息子は母になにを求めたの??



あらすじ↓
キャリアウーマンだったエヴァは恋人と無計画な中◯しで一発妊娠★

家庭に入るエヴァだが慣れない主婦業に加え産まれたケヴィンは自分に“だけ”まっったく懐かず、4歳になってもオムツが取れない。
しかもエヴァを見る目は冷たく、何もかもを見透かしているよう…

そんな息子を上手く愛せないまま時は流れ
ケヴィン16歳のバースデーの直前、通っていた高校で恐ろしい事件を起こしてしまうのだったー



『少年は残酷な弓を射る』
内容はそのまんまなのだけど、
だから、なぜー?が止めどなく溢れてくる。


ゆえに曖昧にも見えるラストシーン、
あれはあれで良かったと思うし、
何よりケヴィンを捨てて逃げ出す事もしなかったエヴァは少なくともあの瞬間は立派な母親だと思えましたよ。


母親以外の存在を排除してしまうほどの強い愛情(だと思いたい)を持ちながら、あんな方法でしかアピールできなかった不器用すぎるケヴィンも憐れで仕方ない…(ノД`)


しかしエズラ・ミラーの美貌ときたら!
チラリとのぞく白い腰と見えそうで見えないヘソが恐ろしくセクシーだね♡


とりあえず妊婦さん、または男の子を子育て中のお母さんは見ないに越したことの無い作品です(^^;
みーこ

みーこ