ポめ汰

わたしを離さないでのポめ汰のネタバレレビュー・内容・結末

わたしを離さないで(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

原作を読みたくなった。
でも、この世界が気持ち悪いなって思った。
臓器提供のための人間を育てることが許されてるし、臓器提供のための人間たちもそれに抵抗せず、流されるまま臓器提供をして死んでいくっていうのがなんか気持ち悪かった。本当に受け付けなくて気分が沈んだ。1番ショックだったのは、ルースの最後の提供の場面で、臓器が抜かれたあと、目を閉じられることも開かれた腹を縫われることもなく放置されてるとこ。ルースも恋愛をしたり、遊んだり、一般的な人間と同じ存在だったのに、まるで彼女がただ臓器を提供するための存在だったと言ってるような場面で気持ち悪かった。

映像は綺麗というか、全体的に哀愁感が漂ってて好きだった。