ゴン吉

ローマの休日のゴン吉のレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.9
オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペック共演のロマンス作品。

ヨーロッパを遊説中のアン王女(オードリー・ヘプバーン)が、ローマを訪れる。
外交スケジュールがいっぱいで自由が全くない彼女は、ある晩、宿泊先を抜け出し、街中のベンチで偶然出会ったアメリカ人新聞記者(グレゴリー・ペック)と1日だけ自由な時間を楽しむ。
髪型をシュートカットにしたり、スペイン広場ではジェラートを味わい、カフェでの一服、スクーターの二人乗り、コロッセオやトレビの泉、真実の口、願いが叶う壁、船上パーティーなど庶民の暮らしを満喫する。

無邪気でキュートなオードリー・ヘプバーンの魅力で一杯です。
彼女あっての作品といっても過言ではないでしょう。
”真実の口” ”切り込み美容師” ”王女の願い” "王女 警察を訪問” "警察 王女を尋問” ”ボディーガードにボディーブロー” ”ギターの冠”などの名場面が目白押しです。
アン女王や新聞記者にとって、それぞれ仕事のためのローマでの1日が休日に。
モノクロ作品ですがカラーで記憶に残ります。
何度観ても素敵な作品です。

「この地での素晴らしい想い出は 生涯忘れることはありません」(日テレ版)
「この地での思い出は 生涯 私の心に 残ることでしょう」(NHK版)  

2022.5 地上波・日テレ(金曜ロードショー・新吹替:田尾友美 訳)
2022.1 NHK BSPで鑑賞(字幕)
2021.8 NHK BSPで鑑賞(字幕) 
第26回 アカデミー賞にて女優賞、原案賞、衣装デザイン賞を受賞(1954年) 
第11回 ゴールデングローブ賞にて最優秀主演女優賞を受賞(1954年)
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