あさと

ローマの休日のあさとのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.1
天真爛漫な王女と一介の新聞記者の、ローマで過ごした日々を描いた映画。

これはもう言わずと知れた名作だよね。オードリー・ヘップバーンの魅力がこれでもかというほどに込められていて、誰もが見とれることだろうと思う。この映画は元々他の女優をキャスティングするつもりだったのだが折り合いがつかず、当時ほぼ無名だったオードリー・ヘップバーンを起用したという裏話があるのだが、オードリー・ヘップバーンじゃないとこんな名作になってなかったと思うし、素敵な偶然だなと思った。

ちなみに有名な真実の口に手を入れて手がなくなったように見せるシーンは、主演俳優のグレゴリー・ペッグのアドリブで、それでオードリー・ヘップバーンが取り乱したのは素の反応だったんだとか。今見ても面白い、古き良き名作でした。
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