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ローマの休日のHIROのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.5
映画好きを自称しときながら初鑑賞。
今まで観なかったことを後悔しました>_<
非の打ち所がない完璧な映画ではないでしょうか?
登場人物の心情変化の描き方など、完璧だった!

オードリー・ヘプバーン演じるアン王女が、ジェラートを食べたり、髪を切ったり、当たり前のような日常を目をキラキラさせながら楽しんでる姿を観ただけで、切なくなってきた。
アン王女にとっては、普通の人が日常と思ってることは非日常で、普通の人が非日常と思ってることは日常で、もうなんと言うか、冒頭からアン王女が可哀想で、感情移入してしまった。

新聞記者のジョーが始めは金のためにアン王女に近づいて、最低なんだけど、なんだか憎めないキャラだった。すごくカッコいいし!
そんなジョーが心を入れ替えて、2人が惹かれ合うことは目に見えてるんだけど、それでもなんだかいい気分にさせてくれる。
もうトキメキますね(^ω^)
そして真実の口のシーンは良すぎる!本気でびっくりしてるオードリー・ヘプバーンが超絶可愛いかった。
あんな純粋な女の子はいないだろうなぁ〜♪( ´▽`)

2人の距離が縮まれば縮まるほど、気分が盛り上がると同時に胸が締め付けられる思いだった。
ラストでそれぞれの生活に戻る2人の姿は本当に切なかった。
潔く身を引いて、現実から逃れることを選ばなかったアン王女には王女としての強い信念を感じた。
写真の使い方が素晴らしすぎるし、切ないけど本当にいい終わり方だったと思う。

オードリー・ヘプバーンは可愛いくて、オシャレだし、ただのラブストーリーでは終わらないところとか最高で、本当に観て良かった!!!
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