学生時代よく見てた映画、久しぶりに鑑賞。
今回復活上映が開催ということで、初めて劇場で本作を鑑賞しました。満席でした。月日が経てば経つほど価値の上がる、恋愛映画のトトロ的存在なのかもしれません。
何度観ても、2人の会話の釣瓶打ちに圧倒され、2人の青春恋愛模様にはドキドキさせられ、本作の不変の魅力を感じさせられます。私は男ですが、結構セリーヌのセリフに共感しますね、毎回。
一方で、本作1分に1回ぐらい名言セリフが2人から発せられるのですが、自分の年齢によって心に響くセリフが違うのがまた味わい深い。今回個人的に響いたセリフは「人生のもどかしさを受け入れなさい。」でしたね（笑）
そして、20年以上前の映画とあって、本作に度々登場する列車では誰も携帯は見てないし、セリーヌは風景をぼんやり眺めてました。現代より時間や心に余裕ある感じがします、まさに「技術の進歩は人を忙しくする」ですかね。予言者リンクレイター、やっぱあんた頭のいい人だな！
また数年後に観たら、どんなセリフが心に響くのか、楽しみです。
あとふたりとも、ワインの瓶は芝生に放置せずにゴミ箱に捨てようね（笑）映像に集中しディテールまでしっかり観察できるのは、映画館で鑑賞のいい点です。
続2作も復活上映してくれないかな、、文句なし不朽の名作です！
