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カイロの紫のバラのCAMELのレビュー・感想・評価

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)
4.3
ビリーワイルダーに憧れているという三谷幸喜のギャラクシー街道ががっかりの内容で、嫌な1日になりそうだったのでお口直しに本家を鑑賞。見てよかった!!いい気持ちで眠れます。

笑えるコメディなんだけど哀しくて、せつない気持ちが残ります。誰にも愛されなかった女性が、2人の同じ人に愛されて、裏切られる。その現実に愕然とするけど、一時の夢を見させてくれるのが映画なんですよね。ビリーワイルダーの作品にはいつも映画愛を感じます。
やっぱり映画は心を動かしてくれるものであってこそ映画!三谷幸喜は、演劇向きかなあ。
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