TAK44マグナム

ブルースワット キック・オフ! ニュー・ヒーローのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

2.6
大きいお友達!夏休み特集!〜メタルヒーロー編〜


変身という要素を捨てて、バトルスーツとヘルメットを装着、実弾兵器で戦うという「高学年向けのリアル感」を意識したメタルヒーローチーム、それが「ブルースワット」!

密かに地球の侵略しようとするエイリアンたちスペースマフィアに対抗するために組織されたブルースワット。
しかし、ショウ、サラ、シグの三人を除いた隊員たちはエイリアンの強襲をうけて全滅、ショウたちは探偵会社を隠れ蓑にして戦い続ける!

本作はテレビ本編の一話と二話を編集した劇場版。
尺が20分弱と、かなり端折っているので初見だとサッパリかも。
とりあえずは、スタッフのコダワリが凄い銃器の排莢や、武器や装備がコンテナに入っていたり、スモールスーパーカーであったマツダAZ-1にガードパイプをはりめぐらせたストライカーの激走に注目。

リアルにしようとしたと言っても所詮は子供向け特撮番組、見せ方自体は従来の東映ヒーローとさほど変わらず。
後半になると金ピカ宇宙人に力を借りたりするようになってしまって、ほとんど普通の東映ヒーロー化・・・それでも、強化服を装着するだけで変身や名乗りのシーンが無いのは異質(ハイパーショウは変身ヒーローかも?)。
ある意味、後の「仮面ライダーアギト」におけるG3ユニットに影響を与えているのかもしれない。

いまこそ、こういった、現状の科学技術のレベルで実現できそうな装備で戦うヒーローものも面白いと思う。


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