Taka

誘惑のアフロディーテのTakaのレビュー・感想・評価

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)
3.1
相変わらず ウディ・アレン のコンプレックスが前面に出過ぎている。
「俺は神経質で疑り深くて落ち着きがなくて全く冴えない奴だけど、 実はこんなに頭がいいし、とても優しいし、とにかくイイ奴なんだぜ」
という自意識がモロ見え。

ミラ・ソルヴィーノ というハーバード卒の才媛を敢えてピントのずれた娼婦役に充てるところに、アレンのコンプレックスと、その裏返しのプライドの高さを感じてしまう。

脚本も良く出来ていて完成度も高い作品とは思うけどね。
Taka

Taka