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荒野の七人のtakatoのレビュー・感想・評価

荒野の七人(1960年製作の映画)
4.1
「七人の侍」のオールスターでのリメイク作品。プロットは同じで、豪華キャストなのに、こうも変わるものなのか!と驚きである。やはり物語ってプロットじゃなくて、語り口の妙や細部への拘りが重要なんだなぁ~と再確認。一番の問題点は、原作での事実上の主人公である菊千代と勝四朗を併せたようなチコの魅力不足かな?。唯一好きなのは、ブロンソンと子供たちとの件くらいかな。「エグザイル」を見ても感じたことだが、漢の魅力というのは本当に子供っぽさの味わいなんだなぁ~。全然金のかかっていない「荒野の用心棒」の方が見事なリメイク。
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