KyoSiro

悪の階段のKyoSiroのレビュー・感想・評価

悪の階段(1965年製作の映画)
3.5
南城範夫の小説が原作のノワール作品、
イタリア映画「黄金の七人」と同じ年に公開された映画です
4人組による金庫破り、そして、その金を巡って仲間割れへと…というお話です

危ない仕事には決して手を付けない主犯格の山崎努は「黄金の七人」の教授に似たキレ者役
また、彼の妻 団令子もロッサナ・ポデスタみたいな小悪魔ぷりを発揮してます

意図的にモノクロで制作した映画らしいですが、白黒のコントラストの使い方で上手でヒリヒリした緊迫感が堪らなかったです
ラストはどんでん返し…そして、砂丘を歩くシーンは植田正治の写真みたいでステキでした
KyoSiro

KyoSiro