えり子

ボヴァリィ夫人のえり子のレビュー・感想・評価

ボヴァリィ夫人(1933年製作の映画)
3.0
大昔、学生時代に原作を読みました。
夫人より夫のシャルル、ボヴァリー医師の描写が記憶にあります。
田舎の退屈さに嫌気がさし、不倫して散財するボヴァリー夫人の悲劇ですが、自業自得ともいえます。
ブァランティーヌ、テシエ、懐かしい女優。
大分、はっしょった展開ですが、その分、わかりやすかった。
なぜか、真面目、人のいい男性は奔放な女性に惹かれ言いなりになる。自分とは反対のものを愛する。森鴎外のやんちゃな妻を愛した森鴎外の例もあります。
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