えり子

あなたを抱きしめる日までのえり子のレビュー・感想・評価

あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)
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カトリックの不可解さ、不条理は名作「テレーズ」や「誰のものでもないチェレ」を見て深く感じました。
この作品も、キリスト教に従事する人々の偽善を感じた。
まあ、10代で異性と関係して妊娠は褒められたものではないけれど、生まれた子を金持ちに売るのはひどい。
子供を探して、ジャーナリストとアメリカを旅するジュデイ、ディンチは演技派です。記者が神を信じないと言う。同感です。
息子がゲイでエイズで死んだと知ったディンチが「わかっていたわ。あの子は繊細だったもの」という。
それにしてもカトリックは、ゲイに寛容なのかしら。
ゲイでエイズの息子を修道院に迎え記念写真まで撮るとは。
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