ボヴァリィ夫人の作品情報・感想・評価・動画配信

『ボヴァリィ夫人』に投稿された感想・評価

露骨
-
ルノワールはあまりピンと来ないので今作も例によって微妙なのだが、馬車の窓から破いた手紙をばら撒くシーンって今でこそよく見る演出だが、これが元祖みたいなとこもあるのだろうか。

フローベールの原作を元にした破滅劇。
憧れの生活を追い求め愚行を繰り返していく主人公。
ルノワールは今作で、少女が恋を重ねていく姿を麦の穂刈りに例えた歌を挿入している。さながら恋心に気をつけよとの戒…

>>続きを読む

ジャン・ルノワール17本目

これはたぶん視聴者の皆さん、イメージ違う!と思われるんじゃないでしょうか。ワイはずっこけました。

「田舎の平凡な結婚生活に倦怠した若い女主人公エマ・ボヴァリーが自由で…

>>続きを読む
Ut
3.7

ちょうど原作を読了したタイミングでルノワールの「河」を観たので、流れで観ました。
ところどころのショットに目を見張るところがありましたが、さすがにこの物語を100分に納めるのは無理があるかなぁって思…

>>続きを読む
324
3.8
小川の近くを駆けるショットや、インサートの田舎道などちょっとしたショットこそ良い。テンポ良い。

フランス史上屈指の名作文学「ボヴァリー夫人」(1856)の初映画化。ルノワール監督の「素晴らしき放浪者」(1932)の次作。

田舎町の医師シャルル・ボヴァリー(ピエール・ルノワール※監督の兄)の後…

>>続きを読む
アマプラ。馬車に乗って手紙を破くと奥から白い手がヌッと出てきて夫人が暗闇に消える一連
菩薩
3.0

田舎の医者に嫁いで暇なババァが不倫して散財して破産して破滅する映画。一切の感傷も同情も挟ませないスピーディかつドライな演出、最初の妻が死ぬとこの段取りなんて何も無い。育児、家事の足枷が無いが為に抑制…

>>続きを読む

物語の内容に伴って、後半に画面の迫真さが増してくる。金の無心をするボヴァリー夫人とその相手を交互に捉えるワンショット。死の淵にいるボヴァリー夫人と夫を望遠のカメラで捉えるショット。
(今思えばまんま…

>>続きを読む
-

田舎の開業医の妻となった女が、凡庸な暮らしに憂鬱になり、気晴らしを求め性欲と浪費に明け暮れる話。キリスト教的な説教が随所に挿入されるあたり、ヨーロッパ道徳といったところ。パスカル『パンセ』の気晴らし…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事