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呪怨のMGのネタバレレビュー・内容・結末

呪怨(1999年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

日本の代表的なホラーだからずっと見たかった。自分で借りたのに怖くて見る勇気が全然出なかった。「実は怖くない」と自分に言い聞かせるためにYahooで「呪怨 怖くない」と検索したけど全然ヒットしなくて余計怖くなった。返却日の前日にやっと見た。怖かったけど、身構えすぎたことでかえって助かった。短いので手軽に見れる!怖いから手軽じゃないけど。

チャプター
時系列順不同で何個かの短い話に分かれている所が面白かった!頭の中で話を繋げたり考えるのが楽しい。ただ、チャプターごとに、必ずラストで恐怖シーンがくるので、そろそろ来るかな?と検討がついてしまうことで恐怖が減ってしまってるかも…。時間を超えて繰り返しあの家で怖いことが起こるので、もうあの家の門を見るだけで怖い!

俊雄
あの喋り方が絶妙に怖い。猫の声を合わせると気持ち悪いというのは発明だと思う。なぜ猫なのか?(→飼ってた猫が父に殺されたからか!)なぜあの夜の学校に出たのか?(→あの家に引っ越した女の子の彼氏の彼女だからか!)が知りたかった。

柳ユーレイ
普通の人をやらせたら天下一品だと思う。この人が普通だからこそ我々の身にも起きるのではないかと思ってしまう。

あ"あ"あ"の所
あれが1番嫌かも。うっすら耳元で聴こえるような感じがキモち悪い。怖いから共有したいのに、女子高生は全然聞こえてないし、電気消えてさっきまでいたお兄ちゃんもいない。ついさっきまであんなに和やかだっただけに、急に逃げ場がなくなった感じが超怖かった。

伽耶子
あんなに思いっきり写すんだね。あんなにはっきり見せちゃってんのにしっかり怖かった…。これが結構凄いことでは?あと、学校で小林に挨拶に来る伽耶子の顔がもやぁとなってる回想シーンが怖かった。ただ、呪いの動機が、小林のことが好きだった。という所であんまり怖くなくなってしまった…。動機それだけなの?と拍子抜けしてしまった、。身近な共感できる話題なので、あ〜分かる分かるみたいな感じになっちゃった…。もっと深くその話をして、小林は全く気付きもしてなかったけど、実は決定的な何かをしてしまっていた…!ことに今になって気付いてぞわっみたいなのが欲しかった。

伽耶子の夫
伽耶子の夫が小林の奥さんを殺したんだよね?子供が女の子だった、みたいなのが残酷でキモ怖かった。めちゃくちゃ叩きつけていた鞄の中に赤ちゃん?ビニール袋の中に奥さんのお化け?ってこと?このくだり凄い怖かった。

盛り沢山
70分の中に、お化け、殺人鬼、霊能力者と、ホラー映画の美味しい所が全部詰め込まれていてサービス満点だった。

映画版
映画版のトレーラーがおまけでついてた。こっちも結構センセーショナルな恐怖シーンがありそう。皆ヒステリックにギャーギャー叫んでて面白そうだった。見たい。
MG

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