Ryosuke

殺意の香りのRyosukeのレビュー・感想・評価

殺意の香り(1983年製作の映画)
3.5
シンプルなサスペンス映画。
精神科医の患者が殺されてしまう事件が起こる。

暗闇の演出が全体にミステリアスな空気を漂わせる。
トンネルの向こう側が見えないことを一旦映し出して不安を煽り次に暗闇側からロイシャイダー全身をポツンと写すことで不穏で漠然とした恐怖が演出される。
強盗犯の影の感じ。犯人を映し出す影の使い方。
背景が真っ黒のメリルストリープのちょっと長めの独白シーンなども良かった。
Ryosuke

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