きりん

X-メンのきりんのレビュー・感想・評価

X-メン(2000年製作の映画)
3.5
X-MENシリーズ #1 『X-メン』

DNAの突然変異により特殊な能力を持つミュータント。人類滅亡を目論むマグニートー(イアン・マッケラン)らの陰謀を阻止するべく、人類との共存を目指すプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)率いるXメンが立ちはだかる話。


特殊な能力を持つミュータントによって生活が脅かされていると議論するところから物語は始まる。得体がわからない人知を超えたものに恐怖するのは理解はできるが、だからと言って排除するのは間違っている。

結局は能力の使い方次第。劇中でも語られるが、車の運転だって誤れば人を殺すことだってある。

マイノリティに対する差別問題も描かれているので意外と社会派な作品だったんだなぁと改めて思った。

物語はミュータント同士の善VS悪のわかりやすい構図。次々とミュータントが登場するけど全く混乱しないのは見せ方が上手いせいかな。

超回復の治癒能力を持つウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)と触れた相手の生命力を奪う能力のローグ(アンナ・パキン)を中心に人類滅亡を目論むマグニートーとの戦いは厨二ならみんな好きなやつ🙌🏻✨

現れたウルヴァリンが、変身能力あるミスティーク(レベッカ・ローミン)の変身じゃないことを証明する為のテンポ良い会話が個人的に好きなシーンだった🤣
ミスティークはビジュアルもかなり特異で飛び抜けて個が勝ってるから好き✨

能力を持つが故に苦悩する人間ドラマの部分もあって面白い✨何よりわかりやすいのがまる。ウルヴァリンにおいてはまだまだ謎が残ってるので今後の展開に期待したいところ。
きりん

きりん