このレビューはネタバレを含みます
アダマンチウムの爪で中指立てるの好き。
ミュータントがおることがわかり始めて登録法案的なのを世界的に議論してる社会で、親人間派のX-MENたちと過激派のマグニートーたちが、1人のミュータント少女を巡って戦う話。
ヒーロー映画が溢れた昨今からすると、この映画はトーンが暗すぎるし、演出として盛り上がりに欠けるって感じちゃうよね。全編通して静か過ぎる。もっと音楽かけてくれ。
とはいえ、ローガンを中心とした掛け合いとか無言の顔芸によるシュール笑いは多々あって結構笑っちゃう。そんで盛り上がりには欠けるけど説明はしっかりしてくれるから、世界観とか何が起きてるかはわかりやすいしね。
そしてバリバリパワフルなヒュー・ジャックマンがかっこいい。こんな変な髪型してんのにな。
でもやっぱり今観ると絶妙にダサいヒーロー映画やわ…嫌いじゃないけど…
金属を操れるマグニートーと変幻自在のミスティークは、この人間社会には強すぎる能力なんよ…