ブライアン・シンガーはオタクだなあとシミジミ。でも人の意表を突くのが好きなだけあって、アウシュビッツに始まって議会へと続く冒頭は凄いな。しかも艦長とガンダルフ。格好良すぎる。惜しむらくは説明しなきゃいけないことが多すぎて、纏めるのが大変。でも大好きな三角関係シチュエーションもいれてウルヴァリンの株をあげてくれました。原作ではチビの老いぼれカナダ人なのにね。
久々に鑑賞。アクションとか割りと律儀に頑張ってたんだな。今だったらＣＧだよなという箇所がチラホラ。でもまあこれだけまとめられたのはシンガーの愛ゆえ。初めての人にも分かりやすいよう似たキャラを排除、ファンが喜ぶように重要な関係性をぶっ混む。まあこれがその後の流れを作ったのでサイクロプスファンにはお気の毒だ。XMENの面白さは作り手によって全く変わるというとこなので、そういう企画も面白いと思う。まあマッケラン×スチュワートというだけで幸せ。
