「ハロルドのために」
それ言われちゃーグゥの音も出ないじゃないですか!
経緯としては『恋はデジャヴ』でライミス監督は主演のビル・マーレイのワガママに振り回されたんだよね。彼はハリウッドでも有名な偏屈俳優なので。で、「もう二度と君とは組まない!」と決裂。
しかし数十年の時を経て「もう、いんじゃない?」とエイクロイドが仲を取り持って(←ここは妄想)和解。「じゃあ続編作っちゃう?」となったのにまさかのライミス死去。大人の事情でリブート版が製作された。でも「コレジャナイ」感 があったんだろうね。
幼き頃にパパの映画を見てワクワクしたであろうジェイソン君がメガホンをとり、トリビュートというべき作品が出来上がったわけだ。
前半の繊細さはジェイソン君そのもので、後半の再現部分との齟齬がある。でも、これだけの人間が集まるというのは本当にすごいことだと思う。つい点も甘くなるというものよ。