👥2020年341本目👥
遂に観終わってしまった〜！！
寂しい…。
今作は現代版のラウとヤンが出てくるから、それだけでも嬉しい。時系列を行ったり来たりするけども、ラウの苦悩とそれからの逃避なのか妄想が入り混じり、面白い仕掛けとなっている。今作はとてつもなくヤンがイカしてて、すごいカッコイイ。殉職してしまっている事実はあるけれど、前後を描いているので、しっかり存在感もあるし、彼を活かしていたのがとても良かった。
最初の方は…盛り上がりに欠けると思ったけど、やはり締めくくりとして相応しい最後が待っていたし、それぞれが抱える葛藤や苦悩を３作品という歴史を通して、たっぷり味わう事が出来た。
一見スマートに仕事をこなしているように見えるラウだけど、心を蝕まれていくのが印象的だった。ヤンが抱えた大きな重荷も相当なものだし、前作でカッコ良すぎたボスが、今作では疑心暗鬼の塊となって、ヤンを苦しめているのも皮肉。
今作では、新たな登場人物ヨンが登場するんだけど、正体が最後まで分からないから、物語が見えて来なくて最後まで楽しかった。
潜入したり、潜入されたり、どれだけの人がその作戦に複雑に絡み合っているのかという背景も面白いけど、人間の過去やそれぞれの葛藤が物語に深みを出していて、とても見応えのある３部作でした。観れて良かったです！！！！！
