ぶみ

ステルスのぶみのレビュー・感想・評価

ステルス(2005年製作の映画)
3.0
終わらせない、未来を。

ロブ・コーエン監督、ジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス等の共演によるSF航空アクション。
アメリカ海軍の極秘プロジェクトに参加した三人のパイロットと、人工知能を持ったステルス無人戦闘機の姿を描く。
主人公となる三人を、ルーカス、ビール、フォックスが演じているほか、サム・シェパード、ジョー・モートン等が登場。
物語は、三人とコンビを組んだ無人戦闘機の人工知能が暴走を始めるという、まさに近未来的な設定。
実は、本作品は、かなり昔に観た記憶があり、中々面白かった印象が残っていたのだが、今般あらためて観たところ、若干厳しい出来映え。
2005年公開と、今から17年前の作品ということになり、当時としては一級品の映像だったのかもしれないが、流石に今のレベルを知ってしまうと、CGが粗く、まるで解像度が低い時代のテレビゲームかのよう。
ましてや、実写ベースとしたジョセフ・コシンスキー監督『トップガン マーヴェリック』を体感した身としては、ジャンルはもとより、設定も被る部分が多いだけに、本作品の粗ばかりがどうしても目についてしまうことに。
当時感じた面白さが、時代の流れとともに残念なことになってしまっただけに、再見しなきゃよかったと、後悔しかない一作。

政治は政治家がやれ。
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