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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵のnamのレビュー・感想・評価

2.9
「コメディ要素復活で謎解きお宝探しの劇場版第7作目」

前回の「オマツリ男爵」がシリアス過ぎて不評だったのか(個人的には好みだが)コミカル路線に戻してきた印象です。
ただ興行的には不作で劇場版の中ではワースト3位に入る興行収入だったよう。

また映画オリジナル脚本のシリーズは一旦これで終わり、その後「エピソードオブ〇〇」と言った形でアラバスタ編や冬島の人気エピソードの路線に入りますが、ダイジェスト感がこれまた不評で、原作者の尾田栄一郎さんが監修する「FILM」シリーズに入り人気が持ち直すので、節目的な作品。

むしろこれがダメだったおかけの路線変更とも言えそう。

ストーリーは機会だらけのカラクリ島に眠るお宝を暗号を解読しながら探すものですが、その肝である暗号解読パートがまずつまらないですw

また敵キャラも今までのような能力者ではなく、機械を操るラチェット(稲垣吾郎)で、コミカルに寄りすぎたが全くバトルシーンとしての見所は弱いです。

ついでに前作ではゲスト声優は脇のキャラのみに限定してたのがら今作では主要な敵キャラに稲垣五郎さんと自粛直前の極楽とんぼの2人という、聞き苦しいボイスがまた辛い。

監督や路線1つでここまて作品は変わってしまうのかと本当勉強になります。
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