かつて強盗を働いた銀行が組織の持ち物だったことから兄を殺され自らも命を狙われた男（ロバート・デュヴァル）が、昔の相棒（ジョー・ドン・ベイカー）と共に組織（原題の「The outfit」）に借りを返す…
ご存知R・デュヴァル、「突破口」の殺し屋役が強烈だったJ・D・ベイカー、主人公の恋人役にカレン・ブラック、敵役の組織のドンにロバート・ライアンときて、監督が「ローリング・サンダー」のジョン・フリン、撮影がイーストウッド組でお馴染みのブルース・サーティースとくれば血が騒がないはずがない…
肝心の組織の連中がショボいのが玉に瑕だが、そんなことは気にせず、容赦なく攻勢をかける中年バディの痛快さを楽しむべき。
久しぶりに地味だが激渋の70年代B級アクションテイストを堪能した。
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