ヤンデル

空の大怪獣 ラドンのヤンデルのレビュー・感想・評価

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)
-
・ラドン誕生の原因は明確にされていないが、ゴジラ同様、原爆実験や水爆実験によって太古の生物が蘇ったと劇中で仮説されている。また、冒頭では地球温暖化についての言及もある。

・福岡の街や西海峡がラドンによって破壊される。西海峡は映画公開の前年に構築されたばかりであった。怪獣が壊した場所は観光地になり、町おこしにもなるという事例の先駆けになった映画でもあった。

・怪獣映画としては始めてコンピュータによる分析のシーンがある。

・社会への被害や死亡者も多いが、ラドンはただ卵から生まれ、戦闘機から追われ、街や橋を破壊するが悪意はなく、ラストは2匹のラドンが折り重なるように死んでいくというシーンで被害者としての面が強調されている。
ヤンデル

ヤンデル