bluetokyo

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポートのbluetokyoのレビュー・感想・評価

3.0
上映時間が短いが、まとまっていず、未完成な感じだ。未完成だから、逆に、上映時間が短いのかもしれない。それでも、つまらないかと言えば、そんなことはない。

簡単にあらすじ。
ジオン軍のモビルアーマー・アプサラスを捕獲する作戦。シロー少尉の指揮する第08MS小隊が担当する。うまくいきかかったが、失敗して、シロー少尉の操縦するガンダムとアプサラスはどっかへいってしまう。
後日、破壊された状態のアプサラスと壊れたガンダム、シロー少尉だけが発見される。
軍としては、シローがスパイで、ガンダムの機体をジオン軍に渡す手はずだったが、何らかのトラブルで失敗した、という嫌疑を掛ける。
情報部将校のアリス・ミラー少佐が派遣されてくる。
ミラー少佐が聞きだしたのは以下の通り。
宇宙空間での戦闘区域、シローは、偶然、負傷したジオン軍兵士、アイナと遭遇する。シローが、アイナを治療する。二人だけでいるうちに恋心が芽生えてしまう。やがて、アイナはジオン軍に戻り、シローへ連邦軍に戻った。
これで終わりかと思ったら、なんと、アプサラスの操縦士はアイナだったのだ。
二人は再会を喜び、さらに仲良くなるわけだが、また、ジオン軍が来たので、アイナは、アプサラスを爆破して、イオン軍へ戻っていった。
ポイントなのは、ミラー少佐が尋問して、自らが、シローがスパイでないことを立証してしまうことだ。
ジオン軍が女を使うのは常套手段だ。騙されてひどい目に遭ったやつを知っている、などと言うミラー少佐だった。
尋問では、当然のように、保留となる。スパイではないからだ。
シロー少尉が謹慎中に、ある村に、ジオン軍のモビルスーツが3機、侵入したという知らせが入った。
その村には、偶然にも、キキと連邦軍ゲリラ部隊がいた。だが、出撃命令は出なかった。
そこで、シローは、知り合いの補給中隊長に、大隊長の命令書を偽造してもらい、たぶん、大隊長のサインだけが入った文書、第08MS小隊が、独断で出撃した。
トップ少尉の率いるジオン軍の3機のモビルスーツは、食料を調達する目的で村に入ったのだった。シローはなんとかジオン軍の兵士を救おうとするのだが、偶発的に戦闘状態となってしまった。なお、トップ少尉は女性なのだが。
シローは、仕方なく、トップ少尉の操縦するモビルスーツの操縦席にロケット弾を撃ち込む。
ということで、第08MS小隊は、ジオン軍のモビルスーツ部隊を全滅させた。シローの命令違反も含めて、の違反はチャラになった。
ミラー少佐が、来ていたが、シローは、彼女に、ジオン軍の兵士に騙されたというのは、あなただったのではないか、と言うのだった。
これが、オチになっている。だから、どうだって話なのだが。
ジオン軍のアイナ、情報部将校のミラー少佐、ジオン軍のトップ少尉、みな、女性だというのがなんとなくいいね。
bluetokyo

bluetokyo